2月1日 未明

昨日、耳鼻咽喉科に行くと
タコ先生が一枚の紙を無言で私に手渡しました。

それはあたかも映画のワンシーンのようでした。
ええと・・・例えば 『島に漂流してきた米兵に向かって、原住民がタロイモを差し出す場面』 とか、そんな映像が頭に浮かぶような感じです。

「アレルギーテスト結果」

先生がかすかに呟いたので、その紙を見てみると
判別試験の測定値と共に
「動物を飼育したり、ペットを室内で飼わないようにしましょう。動物園に行くときは、動物に近寄らないようにしましょう。」
というアドヴァイスが書いてありました。

やはり私は、アレルギー体質らしい。
動物園に行っても動物に近寄れないなんて虚しいわねえ。
加えて 『シングルアレルゲンテスト』 によると、『猫』 に対する反応が 『犬』 の倍以上あるらしい。泣けてくるわ。猫にゃん大好きなのにー。

それはさておき

「扁桃腺もまだ悪いし、花粉症の症状も出始めてる」
と診断された私は

『超ネブ』 『鼻ネブ』

という格好良い名前の機材が並んでいる場所に連れて行かれ、顔にゴム製のマスクをあてがったり、ガラスの管を鼻に入れたりして、実に面白サンな風貌になりつつ興味深い時間を過ごすこととなりました。

しばらくするとタイマーが鳴り、機械が止まったので
おずおずと、とりあえず鼻の管を抜いて、曖昧な笑みをうかべつつ看護婦を呼び止め、次に何をすればよいのか尋ねようとしたのですが

その瞬間。

「看護婦に訊かんといて。
 ワシに訊いて」


風圧さえ感じる野太い声。
タコ先生です。タコ先生が叫んだのです。

いつもうつむき加減の顔をハッシと上げ
小さな目をギンギンに見開き、こちらを凝視しています。

先生・・・・・
やっぱり、全部自分でやらないと気がすまないんだね。
そういえば、血圧測定も、アレルギーテストの細かい作業も、点滴の針打ちも全部やってくれたもんね。

でもそれじゃ看護婦が居る意味ないじゃん。


注:タコ先生に関しては1月27、29日の雑感参照

2月2日 未明

小さなマイブーム
「辞書を読むこと」

ときには笑いを誘い、またあるときには心の平安さえ呼び覚ます素敵な御本、辞書。気になったことは、どんどん調べてゆくのが GOOD なのれす。

たとえば

■ふあん 【不安】

(1)気がかりなこと。心配なこと。これから起こる事態に対する恐れから、気持ちが落ち着かないこと。また、そのさま。

(2)人間存在の根底にある虚無からくる危機的気分。原因や対象がわからない点で恐れと異なる。

(3)漠とした恐れの感情。動悸(どうき)・発汗などの身体的徴候を伴うことが多い。



■きょむ 【虚無】

(1)何も存在せず空虚なこと。特に、価値のある本質的・本源的なものの存在しないこと。
(2)はてしない大空。虚空。
(3)「虚無の学」に同じ。



■きょむのがく 【虚無の学】

有無相対の世界を超えた無為自然の境地を究極のものとする学。 (老子が初めて唱え、荘子らが継承し、のちに道家となった。老荘の学。)



■むいしぜん 【無為自然】

人為的な行為を排し、宇宙のあり方に従って自然のままであること。


・・・・・。
読みながら独りで 「A-ha」 とか 「ほほう」 とか 「なるほど」 とか呟いてね、そして妙に納得したような気分になってシミジミするわけですよ。はい。

相変わらず地味な趣味です。
というわけで今日はここまで。また明日。

2月3日 未明

 赤い海
 波も無い
 赤い血の海

 心の中が

 赤い
 赤い
 海みたいに

 静かに
 波も無い

 海



こんな短文が
フォルダの片隅に残っていました。

日時は去年の夏、深夜。

 波の無い赤い海には月さえ出ない

というメモもありました。

当時の憔悴ぶりが伺えます。

「夜の森の中を歩いているような気分だ。視界は悪く、獣の遠吠えがきこえる。鋭利な短剣が片手に握られてはいるものの、恐ろしく心もとない。」

上の言葉は、私が一昨年くらいから頻繁に呟いていたものですが、きっと この 「夜の森」 の進化型が 「赤い海」 なのでしょうね。

なすすべもない。

2月4日 未明

家の外に向かって大声をあげるのには
結構 勇気が要ります。

昨日はその勇気が試される、1年に1度の日でした。

誰にもバレないように
家の電気を消し
夜の闇を睨みつけ
周囲に人目が無いかを確かめ
大きく息を吸い
やっぱ諦め

でも、また大きく息を吸ってーー

・・・!!

・・・!!!

「おにはそと!!!!」

バラバラ!!!!

ホイ!豆を撒いたら急いでしゃがむ!
そのまま 目にも留まらぬ早業で家に逃げ込み
母親と一緒に玄関に転がってゲハゲハ笑いました。

私: 「あかんやん、ママまだ言ってないやん。」
母: 「あんたの野太い声に驚いて、一緒に投げてしもたわ。 もう、仰天してしもて、投げつけるだけで精一杯や。」
私: 「まあええわ。
 じゃ、次 ママが家の中に向かって投げて。」
母: 「あい。3個投げるで。拾いや。」

そんなこんなで
母が 「福は内」 と呟きながらリビングに向かって豆を撒き、私はそれを2個拾って食べました。
美味かった。
ちなみに、もう1個は行方不明。

私: 「どこいったんやろね?」
母: 「ほんまにねぇ。跳ね返ってどっか入ってしもたんやね。トイレとかに入ってないやろな・・・。」
私: 「いやや(笑)」
母: 「まあ、そのうち思いがけないところから出てくるやろ。」


完。

2月5日 未明

祝:150万アクセス。

こんなめでたい日に
もう一つ、おしらせが有ります。

それは

67.8Kb

↑という噂が無きにしもあらず・・・
っていうか、この写真を見たら解るように、髪を地毛の色に戻したら 「夜中に髪の伸びる市松人形のようだ」 と評されている私が 去年から連載させて頂いている

「まさぽんのカーライフレポート」が更新され、
12回目、つまり最終回を迎えたということで御座います。

一年間 有難う御座いました。
どうぞ上の写真をクリックして下さいまし。
記事が掲載されている株式会社ダイツーのHPに飛びます。

あ、ちなみに
この「日々雑感」は
何の契約も無しに自分で書いているものですから
今後も、私がくたばるまで続きますよ@
どうぞ宜しくお願い致します。

2月6日 未明

現在14時30分で御座います。
ちょっと今日は、更新するのが遅くなってしまいました。

この 「日々雑感」 は、毎日早朝0時〜3時くらいに更新されるのが常となっていますが

その時間に私は病院で お泊りをしていたために
パソコンが いじれなかったので御座います。

今朝の問診で

「今日か明日くらいには退院できるよ」
と先生が仰せられたので

「では今日、いますぐにでも」
と言って

昼頃に帰ってきました。
もう大丈夫です。
ご心配をお掛け致しました。

しかし
「まさぽんにお願いがあります。無茶をしないで下さい。」

と間宮さん(親友・モデル)に諭されてしまいました。
ものすごく長い、真摯な内容の携帯メールでした。
・・・。御免なさい。そして有難う間宮さん。

さらに
PCの電源を入れて掲示板を開いたとき
皆さんからのメッセージの多さに驚きました。
皆さん御免なさい。
そして有難う。

2月7日 未明

「節分の日に恵方を向いて無言で太巻きを食べる」
というのは、いつのまにやら当然のように我が家で承認されている公式イベントです。

3月3日、私の母が
彼女のWEB SITEに於いて披露した
「紫式部巻き」なる太巻きと「私の腕」との比較写真(下)。

6.62Kb

でかっ!
何回見ても 『思い出しヨダレ』 が出ます。

私は、3日の雑感では豆撒きについてばかり述べたけれど、いやはや、やはりこのイベントも豆撒きに負けず劣らず楽しかったですよ。(だから今更また書いてる)

「今年の恵方は北北西」
なんて言われても、方位磁針が無いと、どっちが北北西だか見当もつかないでしょう? だからその解決案として、少しずつ回転しながら全方向を向いて食べたのよ。
馬鹿馬鹿しくて、おかしくて、でも無言じゃないといけないから、笑いをこらえるのに大変な労力を要しました。

関東在住の友人Fが調べたところによると、この慣習は大阪の船場が発祥の地だそうです。
つまりは海苔商人達の罠というわけか・・・。
ちなみに、友人Fは、私に教えられるまで この習慣を知りませんでした。

しかし一部では、「北海道にさえ、既に 『無言で太巻き習慣』 は上陸している」 という情報も聞かれます。

一体、関西商人のパワーはどこまで浸透するのか。
もしかして世界征服するのか。
今後の経過を観察するのが楽しみであります。

2月8日 未明

タコ先生(1月27、29日の雑感参照)が喫茶店を経営している夢を見ました。

ドリンクの他に甘味メニューが8種類ほどあり、その中でも
「世界一美味しいシュークリーム」
というものが、ひときわ目を惹きましたので

私はそれを注文しようとして
ウエイトレスに声を掛けるのですが

間髪入れずにタコ先生が駆け寄ってきて

「君のアレルギー検査結果を踏まえると
 これと、これと、これと、これは
 食べちゃ駄目ね。」

と言うのです。
その 『駄目リスト』 の中に、私が頼もうとしていたシュークリームも含まれていて 、ひどくガッカリしました。

そのまま、微妙に満たされない気分で目が覚めてしまいました。
タコめっ!

2月9日 未明

明らかに体力が落ちてる。

去年の今ごろはスポーツクラブで、ペダルに負荷の掛かったエアロバイクをハムスター並のスピードでガンガン漕いでたのに。バーベル振り回して心の中で 「ちくしょうめ!」 と叫ぶくらいの鬼気迫るパワーがあったのに。

半年ほど前から、気力の衰えに比例するように随分と病気に悩まされてきましたが、その積み重ねで、ついに身体までヘナチョコになってしまったみたいです。

ちょっと出かけただけで息切れする。
やばい。相当ヤヴァーイ!

養命酒救心ひやきおうがん

・・・・・・・・・。(゜Д゜)

やっぱ体力の付けなおしには有酸素運動でしょ。
というわけで、自宅で出来る有酸素運動を考えます。

地味に 「ステッパー」 でも買おうかなあ。
自宅でフミフミ。
『あーらラクチン、歌を歌いながら一日30分!』
とかそういう感じ。

そういえば夜中の通販でよくあるよね。この類のキャッチフレーズ。
ムキムキマッチョなキャシー(女)やベン(男)が、ウキウキするようなBGMと ノリノリ(死語)のナレーションにのせて、物っ凄くキツそうな腕&腹筋トレーニングマシーンを満面の笑顔で使いこなしてるやつ。

おえ〜。
いやだいやだ。
ああいうのは嫌です。
夜中の2時に、一人でTVに向かって
「どこがラクじゃい!」
とツッコミをいれたくなるような商品なんぞ、断固として買いたくありません。だいいち、あれは有酸素運動じゃ無いしな。

まあ、東急ハンズあたりに行けば適切なものが見つかるだろう。とはいえ、ハンズまでの往復さえも今の私にとっては一苦労なんだけどね。全くもって老人級だわい。

でもね
気力は快方に向かってるから、大丈夫なのです。
まずは気力、これ一番也。

というわけで、その勢いに乗って
憎き脆弱体を必ずや近日中に成敗してくれようぞ!
ウォー(咆哮)

2月10日 未明

肌の調子が、わりと良いのです。

今だから言えますけど、私は小学校五年生のときから 「ビキニ」 ( ニキビを反対から読んだだけ) というアダ名を付けられたり、机に 「ビキニ島に行ってこい」 と落書きされるくらいの酷いニキビ肌で

中学の同級生からも
「伊藤、鼻に赤いピアスしてるんやな」
とか嫌味を言われる始末で

たいそう悩んでおりました。

2年くらい前、皮膚科に行ったときにも
「君、これは治るのに10年かかるよ」
などと断言されて愕然とさせられ

密かに涙しておりました。

使用する基礎化粧品などにも気を使い、自然派で高価なものを購入していたのですが、一向に良くなりません。

「ニキビ治療で有名な病院がある」
と聞きつけては、2時間の待ち時間をものともせずに治療を受け、一時(写真集撮影の頃)は、「ほぼ全快か?」という期待さえ抱くほどに肌状態が好転した時期もあったのですが

結局はまた元に戻り、ザラザラ・ブツブツに怯える日々でした。

甘いもの食べないのに。
お酒も飲まないのに。
たくさん寝てるのに。

どーして?

そんなある日、例のニキビ治療で有名な某先生が、私に向かって得々とした笑顔で 『新たに導入する光治療機材』 の説明を始めたのです。

・週2,3回の照射で1ヶ月をメドに終了。
・アクネ菌を全滅させるのが目的。効果は3ヶ月ほど持続。
・7万円。

なっなっなっなっ七万円 (白目)

それ拠出するために、原稿何枚書いたらエエのやろ?
っていうか・・・その『費用対効果』は如何なものか。
持続期間が3ヶ月なんて短すぎないか?

しかも、心の中に溜まった不信感を払拭するために、家に帰って資料を熟読したところ、そこには
「すべてのひとに効果があらわれるというわけではありません」
という小さなただし書きがしてあったのですよ。

アホクサ。

そして私が辿り着いた結論はこれ一つ。

「つまりは、アクネ菌を全滅させりゃエエんやろ?ほいだら、『アクネと戦うメンタムのアクネスシリーズ』でも揃えてみりゃエエんとちゃうんかいな。」

今まで使ってた化粧水・3000円に比べて、メンタムの化粧水は、特価で480円です。

メンタムのアクネ洗顔フォームで顔を洗い、アクネローションで肌を整え、アクネジェルで顔を清潔に保ったあとには、白色ワセリン(ミニサイズ240円)で目じりや口元の保湿を行うのです。

これで快適。ニキビほぼ全滅。嘘みたい。

ようは、たんにブランドのあおり文句やイメージ戦略に惑わされないで、
「自分に必要な機能を持っている基礎化粧品やスキンケア用医薬品はなんなのか?」
ということを突き詰めてゆけば、無駄な出費も押さえられ、良い結果が得られるという、まさしく八方丸く収まる結果を得られたので御座います。

あなたの 『改善したいこと』 は何ですか。
そのためには何が必要ですか。
氾濫する情報に惑わされずに、
基本を着実に押さえれば
難攻不落の道にも光明が差すかもしれません。

2月11日 未明

大切にしているものは人それぞれだね。

たとえば私が一番大切にしているものは
「自分のペース」と「自分の直感」です。

普段から大切にしているものは
お気に入りの画集と楽譜です。

そして数日前から大切にしているものは
地味な野菜ジュースのクーポン券です。
落とさないように優しくキッチリと手帳に挟んでいます。

他の人から見れば意味不明なものでも、
私にとっては意味があったりするのです。

だから、他人のものを勝手に捨てたりしてはいけないのです。

他人の価値観を軽んじるのは危険なのです。

たとえ家族間でも。

2月12日 未明

注:↓大切なのは最初の3行。

***

昨日の雑感は
「実際に、私が家族の手によって何かを捨てられた」
とかそういう具体的なことを言ってるわけじゃないです。

今回は明らかに 私のオバカな失敗であるよ。
ああいう類のオチの付け方は、普段なら、読み返したときに
「あ、これは誤解を招きやすいな」
と思って書き直すだろうに。

嗚〜呼。
案の定、母親から狼狽した感じのメールが来てました。
スマヌ。>母

単に あれは

「私の定義する 『赤』 は
 貴方の定義する 『赤』 と同じか?」

という、繰り返し私の頭を悩ませる問題の応用編みたいな、徒然ボケーとした雑感なのですよ。

たとえば
「他人が大切にしてる物を捨てる」
という例は
「他人の意見を独善的に却下する」
などの例に置き換えることも出来ます。

人間の世界って難しいにょら。
むきー!(←頭部を掻きむしる感じで)

ちなみに昨日から、またしても
新たな問題が明確となり、呆然としています。
それは以下のとおり。

「今日定義している私の『赤』は
 昨日定義していた私の『赤』とすら違う。」

・・・・・・・・。
顧みることが多すぎると生活が困難になる。
もう考えるの止めた。

2月13日 未明

昨日、新しい友達が出来ました。
下の写真参照。

7.48Kb

この子は 「五色カズラ」 といって
とある無印○品にて、カラカラに干乾びかけていたのです。

下の皿にも、土台となる多孔質セラミックにも、既に水気が無く
葉も乾燥して一部が欠けたり、色が抜けてきたりしていました。

なんという事態だ・・・・
植物は 『生きている』 のに。

また、あくまで 『商品』 なのに。
最低限のケアを施して良好な状態を保っておくのが店員の務めではないでしょうか。

というわけで即決。
私のおうちに連れて帰ることにしました。

これで大丈夫。
もう、下のお皿に水が絶えることは無いので御座います。


****

<おしらせ>
リンク集 「恩恵街道」 に
アバコクリエイティブスタジオを追加しました。
私のCD-ROM写真集のBGM録音は、ここの301号室で行ったのです。素晴らしいピアノ(勿論スタインウェイ)が置いてありました。
スタッフの方々は非常に親切で、これまた素晴らしかったです。

2月14日 未明

♪バレンタインの顔と顔〜
♪それ、トトンとトトンと顔と顔〜

↑三波春夫さんの「東京五輪音頭」のメロデーで歌ってください。

はい。
適当です。

だって喉が腫れて痛いのですもの。
本気でね、扁桃腺を取ってしまいたい気分よ。
でも、こういうときに限って忙しかったりするのです。

扁桃腺の手術って10日くらい入院しなきゃいけないもんなあ。

2月15日 未明

昨日
耳鼻咽喉科に行きたかったのだけれど
徒歩圏の医院が全てお休みだったのら。

夜になると喉がプクーと腫れるにょら。

今日こそは絶対
白衣を着た先生に会って

「痛いの痛いのトンデケ〜」

ってして貰いたいのれす。

というわけで
なるべく無理しないように
早めに寝ます。
おやすみ。

2月16日 未明

話し相手は自分自身
もしくは観葉植物

という日常が定着しつつある根暗な私ですが

やはり最近
他の人間と時間を共有することの重要性をつくづく感じています。

他人はまるで鏡のように、私の姿を私に知らしめる。

2月17日 未明

ヤル気っていったいどこから来るんだろう?

ヤル気を出して動き回りたいと切望しているときでも、それが出来ないのはどうしてなんだろう。

「なんとか動かなきゃ」って思ってても、頭の中がガヤガヤと騒がしくて、ものを右から左へ移すことさえ出来ないときがあるのです。

哀しくて憤って、よけい訳がわからなくなります。

ガヤガヤ。ガヤガヤガヤガヤ。頭の中はハリケーン。そんなときは、身体を丸めて額をシーツに擦り付けて耐えるしかありません。

 ああ
 私に妹がいたならば。
 江國香織さんのエッセイに出てくるような、
 しっかりものの優しい妹がいたならば。

夢想してても問題は解決しないので
とりあえずそういうときは寝るに限るかな。

2月18日 未明

生きる意味は何ぞや。
ということは考えても分からないので

とにかく
「生きている」
というこの状況を甘受して
精一杯楽しいこと、有意義だと思えることをするのがよい。

と最近は思うようにしているのです。

そうしないと
頭の中が墨色に染まり
心の中に 「波も無い赤い海」 が広がってゆき
200年くらい眠って、そのまま消えてしまいたくなるからです。

こんな非生産的な考えは、もう渾身の力を込めて振り払いたい。
だって私は生きてる。これが事実なのだから。

生きるしかない。
だったら、どうせなら
目の眩むような炎を撒き散らしながら
全速力で走り抜けてやる。

2月19日 未明

実家の母から小包みが送られてきたのです。

その中身は、むかし母がキャリアウーマンとして生きてゆくために何度も頁を繰り、対峙した跡が明らかに見て取れる、とある資格取得のためのテキスト類。

今日から
娘の私がそれを引継ぎ
力強く生きるために学びます。

母が使ったテキスト。
きっと私を助けてくれるに違いない。

2月20日 未明

今日のハマリ物

3.48Kb

干し柿。
11個入りで138円でした。

安っっ!!!

しかも美味。

栄養価を調べてみると
カロチン含有率は生柿の3倍だそうです。
ただ、生柿の特徴である豊富なビタミンCは失われているそうな。

表面についている白い粉は糖類で、胃腸を丈夫にし、肺に作用して咳を止める効果があるんだって。喉の腫れる風邪が治りきらないでいる今の私には、まさしくぴったりの食べ物ってわけね。

一個食べただけでズッシリとした満足感が得られるので、ダイエット食としても使えるかも〜

って私はこれ以上痩せたら困るんだけど。
あ、でもこれ以上太っても困るなぁ。
とはいえ現状に満足してるわけでもないんだなぁ。
どないせーっちゅーねん。

・・・とりあえず干し柿食べて筋トレします。

わけわからん。
てな感じで今日はここまで。また明日。

2月21日 未明

2月20日
伊藤雅代(風邪気味)の怠惰な一日。

1:50 就寝。
おなじみの「リアルな状況設定の悪夢」を見る。

11:30 起床
小ぶりのブロッコリーを2株茹でて、何も付けずに食べる。
ついでにラクトフェリンヨーグルトも食べる。
食後、サプリメント類を摂取。

プリーツ式マスクをして眠った効果か、
喉の痛みは大分よくなっていて嬉しい限り。

14:30 某経済誌の原稿を書き始める。
15:20 一応、書き終わる。

干し柿を一個食べる。

15:30 区役所に行った後、駅前へ夕食の材料を買いに行く。
16:30 帰宅。
17:00 夕食。
豚肉とエノキ茸と卵を炒めて、大葉を散らした。
テキトーだけど、良い香り。

その後、業務連絡(電話・メール)したり
洗濯したりしているうちに
21時になってた。

ありゃりゃ。
昼間書いた原稿をひっぱりだして
書き直したりしてるうちに
23:30。

24:10 トップページ更新。
あとは風呂に入って寝るだけだな。

おやすみ。

2月22日 未明

昨日の東京は温暖でしたが
まだ私の手は異様に白く冷たいのです。

とはいえ最近

したいことや
会いたい人

それらが私の心に戻りつつあります。
もっとそれらの影が濃くなれば
私の精神も蘇るのだろうか。

手も暖かくなるのだろうか。


「待望するもの」を掴みとろうとして私は生きる。

そのときに私を助けるのは、この手。
力強く、しなやかに働く賢い手。
命を感じさせる手。


Come back to me.

カムバック。

シェーン カームバーーック (古い?)

2月23日 未明

お勧めのテレビ番組は?
と訊かれたら

NHKで昼3時前に放送されてる
体操番組を挙げます。

もしくは深夜に流されてる試験放送的な環境映像。


昨日はロケでした。
家を出る前に自分で前髪を切りました。




こんなんなりましてん。

2月24日 未明

あ、もう4時前だって・・・。
寝なきゃ。

作業してると、つい時間を忘れちゃうから困るね。

しかも今日は
ここに書くべきことが特に思い当たらない。
こりゃ、ほんとに困った。

とりあえず寝ます。

2月25日 未明

「今までの時間は、切り捨てた」
と思う瞬間が あります。

実際に、切り捨てて
普段は忘れている過去の記憶も多々あります。

でも、どうやったって人生は繋がってるんだけどね。

とはいえ私は
今やれる最善のことだけを見つめて
這うようにしてでも進んでゆきたいです。

***

疲れた人や傷ついた人が
私のまわりには沢山居ます。
このページを見てくださっている方の中にも
日々を苦しんでいる方は 多くいらっしゃることでしょう。

あせらずに
選択肢を多くもって
自分を追い詰めない範囲で頑張って
楽しいと思えることを見つけて
残りの時間をなるべく有意義に
過ごしてゆけると良いですね。

2月26日 未明

背中、腰、腹、上腕、太腿
などの筋肉を鍛えてみました。昨日。

軽く運動しただけなのに筋肉痛気味。
しかし、めげずに細々と続けます。
憑かれたようにジムに通っていた時期もありましたが、今の気分は 「自宅でエクササイズしたいにょら」。 身体を壊さない程度に頑張ります。
NHKの 「テレビ体操」 も忘れずに見ます。

ビバ筋トレなのです。

そして、ちゃんとマスクをして寝ます。
喉の乾燥が防げて、朝起きたときの具合が全然違うからね。

マスク万歳なのです。

朝食(というより昼食)は野菜と蛋白質と炭水化物とサプリメント。
夕食は植物性蛋白中心。

ワーイ健康的なのです。


この類のことを私が言っても既に説得力が無いという説が濃厚。
いつのまにかキャラ変わってたからなあ。
マッスルウーマンから病弱人間へ華麗なる転身。

全然華麗じゃないのです。

トップページのネタも切れ気味なのです。

でもとりあえずマイペースでいくのです。

2月27日 未明

昨日、NHKで
米国最新の癌治療に関するドキュメントが放送されていました。

「抗癌剤を全身に行き渡らせるのではなく、特定の臓器にだけ投与することによって、治療効果を上げるとともに副作用を最小限に押さえる」のだそうです。

その病院には世界各地から
「もう、この方法に掛けるしか希望が無い」
という患者が集まってきていました。

しかし、あくまで実験段階の為、
必ずしも希望者全員がその治療を受けられるわけではないのです。

画面には
この手術と 従来の手術との効果を比較するために、ランダムに患者が選ばれる様子が映し出されていました。

最新の手術を受けられるか、従来の手術を受けることになるか・・・・
なんと、それが判明するのは、手術室に入って開腹した後なのです。
医師さえも事前には知らされていません。

手術方法を決めるのはコンピューター。

まさしく「運命の分かれ目」やなあ。
と思いながら見ていました。


見終わった後、ぼんやりと
癌で亡くなった叔母のことを思い出していました。
白血病で亡くなった友人のことも。

あの人達はもう生きていない。

私は生きてる。

2月28日 未明

テレビ(NHK総合)から、クルーザーの映像に合わせて軽快なギターの音楽が流れてる。私は、この爽やかなリズムに乗せられて、つい楽しげに動き回ってしまったわよ。

何をしていたかというと
単に部屋を片付けていたのです。

しかし、気が付けば
既に夜が明けようとしているー!

テレビの画面が切り替わって
アナウンサーが
「おはようございます」 とか言ってるー!

狼狽狼狽。最近私は、あまり眠気というものを覚えない為、夜に何かをするときは要注意なのだということを忘れていたわ。

まあ、おかげさまで、動物の巣のように散らかっていた部屋(原稿書いてると大体そうなる)は大分かたづいたけど、嗚呼、大変。寝ることも人生においてはとても大切な作業だというのに・・・。

生存活動に伴う基本的な行動のなかで
オロソカにしてよいこと、っていうのはあまり無いと思うのです。

だからおやすみ。
また明日。


↑急いで書くとやはり乱文になるな。
 そして非常に普段の私の話口調に似てくる。


****

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